いつもたくさんの先生方にご参加いただきありがたく思っております。今回紹介したアイデアは先生方の教室でお役にたっていますでしょうか?
それでは6月22日に行われた大阪Study Group Meeting の報告をします。
1. Warm Up Song
オープニングはいつものように楽しい歌から始まりました。
アメリカでは誰でも知っている小さいお子さん向けの音遊びの歌 ”Apples and Bananas” のメロディーに乗せて、今回のキーセンテンスを盛り込んだ替え歌を楽しみました。このように歌に乗せると楽しみながら文法も覚えられますね。皆さんもいろいろと替え歌を作ってみてください。(Picture: Warm Up Song)
2. Practice Key 1
ここでは”What do you like?” “I like ice cream.”というセンテンスパターンでMAT METHODの基本的なステップの復習をしました。まずはカードをメニューに見立てて、どんなものがあるのかなと生徒の興味を引き付けて、vocabularyを導入します。発音で気をつけないといけないところはどこかなど、先生は常にいろいろと計画を持ってレッスンを行う必要がありますよね。また、ポイントになるところでは日本語も使ってきちんと意味の確認をすること。忘れがちなステップですがlearning gapを最小限にするためにも大事なステップです。毎回のレッスンプランにきちんとメモをして忘れずに行いたいものです。(Picture: PK1)
3. It’s Your Turn 1
少人数のグループに分かれて実際に先生役になり練習をしました。参加していただいた先生方からは活発に質問が出て、とても有意義な時間となりました。ついつい羽目を外してしまう男の子にはどのように対応したらいいのかとか、MAT Practice Systemの一部に出てくる4拍子のリズムを保つにはどうすればいいのかなど実際にやってみて、確認し合い、教え合い、深い学びの時間となりました。
4. Practice Key 1 Activity
カードさえあればいつでもどこでもできる Memory Game と、縦、横、斜めに3つ最初に並べたほうのチームが勝つ Tic-Tac-Toe のメモリーゲームバージョンをしました。 短時間でたくさんの英語を言って練習することができる学習につながるゲームです。(Picture: PK1 Activity)
5. Practice Key 2
ここではすでに学習済みの”What do you like?” から”What do you like to do?” を対比し、そして生徒の気づきを導いて導入する方法を紹介しました。「名詞」や「動詞」という文法用語はあえて使いませんが、それでも後ろに来るのが「名詞」の時と「動詞」の時とでは文の形が違うのだという事を常に意識して先生方は教えないといけませんね。Action を使って英語を教える MAT METHOD ならばそのようなことも無理なく教えることができます。更に Word Cards を使えば視覚的に生徒
さんの理解と定着がよくなります。これも大事なポイントのひとつです。 (Picture: PK2)
6. It’s Your Turn 2
再度、小グループに分かれて練習をしました。 Word Cards はいつ見せるのがいいのか?それはなぜかなど、勉強になりましたね。
7. Practice Key 2 Activity
サイコロを使ってたくさんの英語を言うゲームです。ともすると単純になりがちですので、先生と同じ目が出た人に extra points などと変化をつけるといいですね。また動詞の後ろの目的語を変えると英語で言えることも広がっていきます。バリエーションとして紹介したのは eat, drink, play だけが書かれたサイコロでした。生徒さんは I like to eat ice cream. I like to eat cake. など、目的語を変えてたくさんのことを言う練習をすることができます。皆さん楽しそうでしたよ。
8. Summer Activities and Songs
今回も盛りだくさんの歌やActivityやStory Tellingをご紹介しました。
1) Story Telling “Watermelon Seed”
種を飲み込んでしまった! そこからいろんな想像が・・・。最後にオチもあり、生徒さんにも喜んでいただける素敵なお話だと思います。
2) 替え歌版 “Watermelon Song” と”Pass Watermelon balloons Game”
音楽が止まったところでビーチボールを持っていた人はみんなの質問に答えます。スリルがたまりません。(Picture)
3) Song “Down By the Bay” と韻を踏む楽しさ体験
この歌には goose kissing a moose などと言った韻を踏む歌詞がたくさん出てきます。その前にまずは日本語で韻を踏むってどういう事か楽しんでみよう!!時にはラップ調に唱えたりして…「韻を踏む!」気持ち良かったですね。
4) “Watermelon Phonics Game”
3 letter words を読んで音のつながりで仲間を探そう。うまくいけばスイカが完成するはず・・・。
5) “Carrying the Watermelon Game”
大人数で楽しくワイワイできそうです。 Body parts が言えれば英語初心者も楽しめます。ペアで協力して背中ではさんだり、頭ではさんだりしてスイカを運びましょう!!
6) クラフト
トコトコと歩く姿がかわいらしい。生徒さんたちとぜひ。
ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。
そして暖かいコメントや感想にいつも励まされております。
また次回もお目にかかれますように。
IEEC大阪
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