6月17日にはたくさんの先生方にご参加いただき、有意義な時間を共有できたことをうれしく思います。
今回のトピックは”give me a pen” “buy her a notebook”のように目的語を2つ必要とするいわゆるSVOOの文型になる動詞をどのように教えるかということでした。
いきなり4文型って小さい生徒さんには難しそうに思われるでしょうね。そこで “Give me a red marker, please.”というClassroom Englishという簡単な形であらかじめ慣れさせておくことをお勧めしました。今年はオリンピック開催の年ですね。ところで五輪のマークってどの輪が何色かご存知ですか?意外とはっきり覚えていないですよね。そんなわけでオリンピックのシンボルである五輪の色塗りをするActivityをご紹介しました。チームメートに”Give me a blue marker, please.”などと言ってマーカーをリレー形式に渡してもらいながらいっぱい英語も言いました。
PK1では”I’m going to give her a book.”という文の教えかたをご紹介しました。大事なことは、生徒がすでに習っていることから展開すること、そして新しいことは一度にひとつずつ教えるということです。ですから今回のこのSVOOの文型の場合もhim/ herといった直接目的語をまずは練習し、そのあとに間接目的語を付け加えて練習を進めます。そして、そのあとは楽しいLearning Activityで定着を図ります。
PK2では”What are you going to buy your mother? – I’m going to buy her cookies.”というQ&Aの教え方を勉強しました。MAT METHODの基本的なステップにのっとって、スムーズにできましたね。そのあと”Buy a Souvenir Game”というActivityをしました。家族にお土産を買って帰りたいのだけど、何にしよう。サイコロが答えを決めてくれるのですが、ほかのチームが先に買ってしまって売り切れになったらどうしよう!!大人の私たちも大興奮!!なので、子どもたちも喜ぶことでしょう。
休憩の後、夏にちなんだ歌 “Swimming, Swimming” を歌いました。曲が進むにつれて歌詞を歌う代わりにハミングする部分が増えていきます。最後には、歌う個所は一語だけ・・・・。でもジェスチャーをしながら楽しめました。
そのあとはFinger Soccer Game というActivityと”Way Down Deep in the Deep Blue Sea”という絵本を楽しみました。オリンピックの聖火に見立てた簡単なクラフトも作り、一緒にロンドンを目指すActivityもしました。
そんなわけであっという間の楽しいワークショップとなりました。参加いただく皆様の温かいお励ましに毎回支えられて、私たちもまた次に向けて力をいただきます。
本当にありがとうございます。また次回、お目にかかれますように。
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