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Meet the Teachers ” 福島から こんにちは! “

【Rainbow Class】 Ms. Reiko Kaneko (Da-te City, Fukushima Pref.)

1-fukushimaEng1-001.JPGこんにちは!先ずは、はじめの写真をごらんください。こどもたちが何をしているか、想像できますか?・・・ そうです、”The Hello Song” を歌っているところです。生徒は、ハローソングが大好きで、楽しみながら自己紹介をしています。

ここは、福島県北部にある伊達市。私は、この街にある伊達市立伊達東小学校で英語の非常勤講師をさせていただき8年になります。(今年度は、3年生と4年生を担当しました。)
学校周辺は、果樹地帯で、さくらんぼ、もも、りんご等が栽培されています。春になり、果物の花々が咲くと、それは美しく、まさに ‘桃源郷’ となります。こどもたちは、この美しく恵まれた環境の下、思いやりのある地域の人々に見守られ、そして熱心な先生方の教育を受け、明るく素直に育っています。
 

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私のレッスンは、いたってシンプルです。
はじめに、その日のレッスン・テーマをクラス担任の先生に決めてもらいます。次に、私がそのテーマにそって、歌、チャンツ、アクティビティー、ゲーム、絵本を選びます。

主な教材は、オックスフォード大学出版局の Let’s Go シリーズです。キーワードやキーセンテンスを覚えるためにピッタリのメロディー、効果的なアクティビティーが満載。そして何よりも生徒が興味を引く内容になっています。

私は、’児童英語教師トレーニング認定コース’ を 2008 年に受講し認定書を頂戴しました。また、東京や仙台で開催されるワークショップにもレッスンのヒントを求めて参加しています。そこで、私が尊敬する仲田利津子先生にお会いできるのです。先生は、英語指導について、いつもわたしたちを励まして下さいます。特に、3.11 震災直後に、先生はご多用の中、私たちの安否を心配してメールを送って下さいました。私は、あの日のことを決して忘れません。

私は、多くの指導法を “MATメソッド” から学びました。
例えば、口周りの筋肉が記憶するまで、繰り返しリズミカルに単語やセンテンスを発音する事。また先生よりも、生徒が多く発話するように促す等。
それらをヒントに、レッスン前に挨拶をする時、かならず “今何時?お天気は?今日は何日?何曜日?” と質問します。簡単な ‘ことわざ’ を導入するときもあります。加えて、生徒が自然に言えるように、出来る限り毎日練習するよう、クラス担任の先生にお願いしています。

1-fukushimaEng3.JPGこのように、私は、素晴らしい生徒と共に、楽しく英語指導が出来ることを嬉しく思います。生徒を誇りに思います。その生徒を育んでくださるご家族の皆様、学校の先生方に感謝しております。さらに、英語指導者として成長するように励ましてくださる、仲田先生に御礼申し上げます。

私は、こどもたちの笑顔が大好きです。
彼らが英語学習を通じて、’わかる・できる’ よろこびを実感できるように・・・ そして生徒の ‘自信’ につながる何かを発見できる場になるように、これからも努力したいと思います。
ここ福島で、彼らの成長を見守り続けます。