◆Brent’s English School◆ Mr. Brent Long 東京都
私はなぜ日本に来たのかとよく聞かれます。1999年まで、私はフランス語の勉強を4年以上続けていました。しかしパリへ2週間旅行に行った際、新しいことを始める時期だと感じてフランス語の勉強を止めました。幼少の時にはドイツに住んでいたこともあり、ドイツ語も話すことが出来ました。母の家族はメキシコ人なので、親戚はスペイン語を話せます。私は周りと共通の言語を勉強したいとは思わなかったため、日本語を選びました。特にこれといった大きな理由はありませんが、いくつもの小さなことがきっかけでした。それは、私が任天堂や忍者、柔術、漢字が好きな事に加え、周囲の人が困難だと思う言語にチャレンジしてみたいと思ったことです。
それから14年間、私は日本語を勉強し続けました。色々なメソッドを取り入れたり、様々な参考書を使用したり、多くの講師に習ったりと、あらゆる方法を駆使しました。悪い習慣は捨て、良い習慣だけを続けるようにしました。ですので、新たな言語を学ぶ際に「今の学習は充分ではない」というフラストレーションを感じる気持ちはよくわかります。
2004年、私はアメリカ空軍に入隊し、東京横田基地に移住しました。数多くの良い経験をしましたが、2008年、他国への異動か退職かという選択に迫られました。そこで私は空軍退職を選び、新たに英語講師としての道を歩み始めました。
しかし私の語学学習の経験から、ごく普通の講師にならないということが私にとって非常に大切なことでした。出来る限り最良の講師になり、英会話スクールを開き、私が自らの学習の際に望んでいた楽しく効果的な学びを生徒に与えたいと考えました。生徒が毎回のクラスで有意義な時間を過ごせたと感じて帰って欲しい、そしてその度に私は彼らの目標を叶える本当の手助けをしたいと思いました。授業をそのレベルにするため、私は5年間講師として経験を積む計画を立てました。それから私は毎年新たなスクールで働き、新しい方法や授業スタイル、ビジネスの在り方を学びました。今年で5年目の年。これまで8校の異なるスクールで本当に数多くの生徒に教えてきまし た。現在 、東京にてスクールを始める準備が整いました。これまで学び得たことを取り入れ、将来の方向性を決める時がようやく来たのです。
言語の学び方について充分理解していたので大人を教える際には役立ちましたが、子どもに対してはどうすれば良いか分かりませんでした。子どもに教えた初めの月は憂鬱で、生徒の役に立てていないと感じていました。しかしある日、私はとあるスクールの本棚にLet’s Go講師の案内本があるのを発見しました。それが私が初めてMATメソッドを導入した時で、まだ私はそこまで教えるのが上手くなかったものの、直ぐに改善の兆しが見られました。
翌年、私はIIEEC teacher training seminarに参加し、講師トレーナーによりMATメソッドが実施されるのを見る機会がありました。彼らは自分自身がしている事を本当に良く理解していたのです。それは目を見張るような経験で、将来まさに自分のスクールで取り入れたい指導スタイルでした。このメソッドによって、全ての子どもたちが効果的に学習することができ、クラスが面白く元気に溢れたものになることが本当に嬉しく思っています。
とても役立つものだったので、それから3年後に再度トレーニングに参加しました。それはとても良い考えでした。というのも、トレーニング方法に手が加えられていたことと、私自身あまり得意でない指導スタイルの練習をする必要があったからです。
もちろんまだ英語講師としての経験は浅いですが、これまでに素晴らしい事を学んできました。クラスに行く事が毎日楽しみで、生徒たちに出来る限りのことを伝えられることを心待ちにしています。